フェンスDIY
当店のベテラン店員 飯村がフェンスの組立方法を説明します。
三協立山アルミ マイエリアⅡはキロの大人気商品です。こちらを買われるお客様のほとんどがご自身で工事DIYをされています。フェンスの構造は非常に簡単です。
大きさも2mほどで重さもほんとに軽く女性でも簡単にもてるフェンスもあります(マイエリア2などの縦格子モデル)。
縦格子などの簡単なフェンスなら電動工具がなくてもDIYができる為、お客様ご自身で施工される場合が非常に多いと思います。
とはいってもフェンスはそもそも職人さんがされるものです。フェンスの施工が難しい点はあります。それはフェンスを「まっすぐたてる」ことです。こちらのコツはじっくり時間をかけて水平器を見ながらたてることになります。少しでも傾いていると人間の目は大したものでなんとなく違和感じます。それが2mくらいならわかりづらいのですが、10m、20mとなると一目でわかるようになり、せっかく新調したフェンスがチープなものになってしまいます。
もちろんご自宅のの裏庭や側面に施工する場合はそこまで慎重にならなくてもいいのかもしれませんが、道路に面した家の顔となる場所の場合は、慎重に時間をかけて施工されるのが肝となりますので、注意が必要です。
では早速フェンスの組立方法を見てみましょう!
DIYでフェンスを組み立てよう! ~三協立山 マイエリアⅡの組立方法~
皆様に大好評の「三協立山 マイエリア2」を元に、フェンスの組み立て方法をご紹介します。
フェンスによって組立方法は異なりますが、参考にして頂ければ幸いです。
1.設置前にご確認ください。
フェンスは隣地境界を目的にするものです。フェンス以外(防護柵や手すりなど)への転用及び改造は行わないでください
2.柱を立てよう!
2-1 柱の仮設置をして下さい
支柱の埋め込み深さ165mm、支柱間隔を1975mm以下とし、水平・垂直を水平器や水糸などで確認し、設置して下さい。
POINT1
フェンスには穴があいており、そこに釘や針金などを通してから柱を立てると、フェンスの高さを簡単に揃えることが出来ます。
組立後に外す事も忘れずに。
2-2 モルタルで柱を固定して下さい
POINT2
●モルタルには海砂や凝結促進剤、凍結防止剤などを使用しないでください。腐食の原因になります。
●支柱内部の発泡スチロールは取り外さず、そのまま施工して下さい。
●支柱の水抜き穴はモルタルで塞がないでください。
↓ 右が水抜き穴、左が先ほど紹介した高さを揃えるための穴です。不良品ではありませんよ。
※先にモルタルを入れてから柱を立てると、柱内部に水が溜まり、凍結破壊の原因となります。
組み立ての順番は必ず守るようにしてください。
3.フェンスの取付け
3-1 フェンスの柱と本体を組み立てます。
3-2 フェンスの本体同士を接続します
4.養生
フェンスを組み立ててから、養生期間を十分にとって下さい(4~7日)。
※モルタルが十分な強度を出すまでの期間です。
養生期間中は、重いものをのせたり、振動させたりしないでください。
最後にネジ類のゆるみやガタつき、その他使用上危険な個所がないか点検して下さい。
これにて完成です。お疲れ様でした。
アルミフェンスに擦り傷がついてしまった!
フェンスを組み立てていると、ブロックと擦れたりして、傷がついたりすることがございます。
そんな時にはCRC!(油)です。多少の傷なら見えなくなります。
こんなすり傷も・・・・
GRCを吹き付けする事で・・・
消えちゃいました!
※ただし、効果は長くないですし、傷によっては効果が薄いものもございます。
また、アルミ以外の素材では絶対に行わないでください。
また修理ではなく、あくまで見た目のお話です。
DIYするフェンスを探そう!
フェンスのDIYの基本を勉強したところで、様々なデザインのフェンスを見てみましょう。
フェンス専門店のキロなら、7000以上の商品から、きっとお気に入りのフェンスを見つける事が出来るハズです。